フィギュアスケートグランプリ2016第1戦アメリカ大会 女子SP、ペアSP

いよいよグランプリシリーズが始まりました。いきなり浅田真央選手の登場です。

女子のショートプログラムは、予想通り大接戦ですね。誰が表彰台に載るのか予想が付きません。そして日本の三原舞依選手、やっぱり来ましたね!


グランプリシリーズ2016スケートアメリカ 女子SP

順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Ashley WAGNER USA 69.50 34.78 34.72
2 Mai MIHARA JPN 65.75 35.72 30.03
3 Gracie GOLD USA 64.87 33.21 32.66
4 Gabrielle DALEMAN CAN 64.49 34.06 30.43
5 Mao ASADA JPN 64.47 30.99 33.48
6 Mariah BELL USA 60.92 31.01 29.91
7 So Youn PARK KOR 58.16 30.74 27.42
8 Serafima SAKHANOVICH RUS 56.52 29.24 27.28
9 Roberta RODEGHIERO ITA 52.62 26.32 26.30
10 Kanako MURAKAMI JPN 47.87 21.47 26.40
11 Angelina KUCHVALSKA LAT 47.80 22.97 25.83

ワグナー選手が頭一つ抜けていますが、5位の浅田選手までほとんど差がありません。大接戦です。

ショートの1位は、アメリカのアシュリー・ワグナー選手でした。堂々の貫禄の演技でした。目力がすごい。コンビネーションのふたつ目のジャンプで回転不足、ステップとスピンは全部レベル3です。ジャンプの種類も、コンビネーションは3F-3T、ソロは3Loなんですね。それでこの点数。ジュニアをたくさん見た後なので、ジャンプを跳ぶだけではない大人のスケートだと思いました。

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2位は三原舞依選手でした。いや、良かったですね。スピードもあって身体も良く動いて、終盤の3Fの着地が乱れてしまったほかは、ほぼパーフェクトの演技でした。スピンも回転が速くてポジションも良く、3種類全部レベル4が取れています。技術点ではトップです。

3位はゴールド選手。ソロジャンプ3Fで転倒しましたが、コンビネーションジャンプ3Lz-3Tは見事でした(GOEが1.40もついてます)。曲が難しいのか、ちょっとプログラムがどうなのかな。ゴールド選手はオフシーズンに忙しかったり、精神的にもちょっと不安定だったりしたようで(もう大丈夫のようです)、まだ調整ができていないようです。

4位はデールマン選手。今日もたくましい。コンビネーションジャンプが乱れましたが、スピンもステップも全部レベル4です。PCSを抑えられてしまいました。

5位に浅田選手。素晴らしかったです。ジャンプの種類とかレベルとかそういうのは関係なく、作品としてなんて素敵なんでしょう。トリプルアクセルは回避、コンビネーションは3F+2Lo、ソロジャンプは3Lo。ステップのレベルが3ですが、このステップ好きです。この構成でこの点数が出せるのはさすがだと思います。

村上佳菜子選手は10位、50点に届かないとは・・・2A以外のジャンプがことごとく回転不足でダウングレード。う~ん、きびしいな。フリーは頑張って!

上位5人が僅差なので、フリー次第でわかりませんね。

グランプリシリーズ2016スケートアメリカ ペアSP

順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV RUS 75.24 41.54 33.70
2 Haven DENNEY / Brandon FRAZIER USA 67.29 37.49 29.80
3 Julianne SEGUIN / Charlie BILODEAU CAN 66.49 35.96 30.53
4 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES FRA 65.78 34.84 30.94
5 Kristina ASTAKHOVA / Alexei ROGONOV RUS 64.34 35.32 29.02
6 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK ITA 62.49 33.97 28.52
7 Marissa CASTELLI / Mervin TRAN USA 61.17 31.20 29.97
8 Tarah KAYNE / Danny O’SHEA USA 57.93 30.83 28.10

やっぱりタラソワ/モロゾフ組が1位発進です。

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