フィギュアスケート世界選手権2018 女子 樋口2位!宮原3位!!!

こんな結果を誰が予想していたでしょうか?

表彰台に日本選手がふたり!ロシア選手がいない!

これだから、滑ってみなきゃわからない、と言われるのよね。

樋口新葉選手、宮原知子選手、おめでとう!

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世界選手権2018 女子 ケイトリン・オズモンド優勝!

女子FS結果

名前 FS得点 技術点 演技構成点
1 Kaetlyn OSMOND CAN 150.50 75.35 75.15
2 Wakaba HIGUCHI JPN 145.01 74.72 70.29
3 Satoko MIYAHARA JPN 135.72 64.20 72.52
4 Bradie TENNELL USA 131.13 65.83 65.30
5 Carolina KOSTNER ITA 128.61 54.71 74.90
6 Loena HENDRICKX BEL 128.24 65.25 62.99
7 Alina ZAGITOVA RUS 128.21 62.34 69.87
8 Gabrielle DALEMAN CAN 125.11 57.12 67.99
9 Maria SOTSKOVA RUS 124.81 58.03 67.78
10 Elizabet TURSYNBAEVA KAZ 124.47 61.16 63.31
11 Mirai NAGASU USA 122.31 57.33 64.98
12 Mariah BELL USA 115.25 57.77 57.48
13 Laurine LECAVELIER FRA 113.44 56.98 56.46
14 Nicole SCHOTT GER 112.29 53.54 59.75
15 Hanul KIM KOR 110.54 54.42 56.12
16 Viveca LINDFORS FIN 106.05 53.48 54.57
17 Elisabetta LECCARDI ITA 98.04 49.41 48.63
18 Kailani CRAINE AUS 97.51 46.24 51.27
19 Eliska BREZINOVA CZE 94.77 45.01 50.76
20 Stanislava KONSTANTINOVA RUS 93.84 43.39 54.45
21 Dasa GRM SLO 92.08 41.01 51.07
22 Alexia PAGANINI SUI 91.80 45.56 48.24
23 Ivett TOTH HUN 86.24 39.11 48.13

優勝はカナダのケイトリン・オズモンド選手でした。いつか世界女王になるなと思っていたけれど、ロシア女子が強くなりすぎて厳しいかな、と思い始めていました。今日のフリーは2A+3Tが乱れただけ。華のある力強い滑りで、もちろんPCSも高い。おめでとう~!

SPで転倒して8位と出遅れた樋口新葉選手が、会心の演技を見せてくれました。これぞワカバボンド、どうだまいったか!ひとつもマイナスのないプロトコルです。最初から最後まで駆け抜けた感じの、すばらしい演技。五輪に行けなかった悔しさ、これで晴らせましたね。世界選手権の銀メダリストだよ!すごい!

3位に宮原知子選手。銅メダルだけれどちょっと悔しさの残る演技になってしまいました。ジャンプふたつに回転不足、サルコウがダブルになって転倒。もちろん全部レベルが取れている美しい演技でした。正直に言えば、宮原選手が滑った時点で、メダルは無理だな、と思いました。宮原選手の後に、ザギトワ選手とコストナー選手がまだ滑っていなかったので。試合ってわからないけれど、これだけ番狂わせがあるのも珍しいです(特に女子では)。表彰台、おめでとう!

総合4位にSPが1位だったカロリーナ・コストナー選手。フリーで少し崩れるのは想定内でしたが、ここまで崩れちゃうとは(フリーは5位)・・・表彰台に載ってほしかったけれど、これがスポーツです。スケートは続けるけれど、どういう形で続けるかはわからないと言っているので、もしかするとこれが最後の競技会での舞になるかもしれません。その美しい演技は、長くみんなの記憶に残りますね。

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総合5位は優勝確実と言われていたアリーナ・ザギトワ選手。フリーだけだと7位・・・SPの時、顔がこわばっていたので心配していましたがうまくまとめていたので、FSも多少のミスはあっても大崩れはしないだろうと思っていました。それが3回の転倒。こうなるとジャンプを次から次へと飛び続けるプログラムは、辛い。気持ちを切り替える時間も、チャンスもない。あ~、泣いてる。メドヴェデワ選手がいない試合で、ものすごいプレッシャーがかかっていたんだろうな。まだ15歳だもん。

6位はアメリカのテネル選手。正統派。いろいろ引かれちゃっていますが、これからの選手です。でも17歳くらいの感じがしているけれど、20歳なのよね。

びっくりはSPに続いてヘンドリックス選手です。フリーは6位!パーフェクト!レベルも全部取れているし。いいぞ、いいぞ。

長洲未来選手は総合で10位。3Aは回避。回転不足3つとエッジエラーがひとつ。全体的な印象は悪くなかったのですが、点数が伸びませんでした。アメリカ女子は2枠に。

ロシアのコンスタンティノワ選手がフリー20位、総合19位。う~ん。これって大丈夫なのかなあ。大きな大会でボロボロになると、ロシアは結構厳しかったような(試合に派遣してもらえなくなるとか・・・)。

最近の女子は、トップ陣のノーミス演技の連続で緊張するけれど、今日は久々に違った緊張の仕方をしました。

選手のみなさん、お疲れさまでした。すぐにショーに出場する選手も多いようですが、ちゃんと休んで疲れを取ってね。そしてまたたくさんの選手が来季も元気な姿で、ステキな演技を見せてくれますように!

女子総合

順位 名前 総合点 SP順位 FS順位
1 Kaetlyn OSMOND CAN 223.23 4 1
2 Wakaba HIGUCHI JPN 210.9 8 2
3 Satoko MIYAHARA JPN 210.08 3 3
4 Carolina KOSTNER ITA 208.88 1 5
5 Alina ZAGITOVA RUS 207.72 2 7
6 Bradie TENNELL USA 199.89 7 4
7 Gabrielle DALEMAN CAN 196.72 6 8
8 Maria SOTSKOVA RUS 196.61 5 9
9 Loena HENDRICKX BEL 192.31 10 6
10 Mirai NAGASU USA 187.52 9 11
11 Elizabet TURSYNBAEVA KAZ 186.85 11 10
12 Mariah BELL USA 174.4 17 12
13 Nicole SCHOTT GER 174.13 12 14
14 Laurine LECAVELIER FRA 173.23 15 13
15 Hanul KIM KOR 170.68 14 15
16 Viveca LINDFORS FIN 166.23 13 16
17 Kailani CRAINE AUS 154.41 20 18
18 Eliska BREZINOVA CZE 153.14 18 19
19 Stanislava KONSTANTINOVA RUS 153.03 16 20
20 Alexia PAGANINI SUI 149.66 19 22
21 Elisabetta LECCARDI ITA 149.17 23 17
22 Dasa GRM SLO 144.51 22 21
23 Ivett TOTH HUN 136.87 24 23


ISU World Figure Skating Championships 2018 results

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