パトリック・チャンの2017-18のプログラムのジャンプ構成

もうすぐジュニアグランプリシリーズが始まりますが、ローカルな大会はいろいろなところで始まっていて、トップレベルの選手も出場したりして、新プログラムの情報が入ってくるようになりました。

パトリック・チャン選手も、(たぶん)初めて今季のプログラムを披露してくれました。

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パトリック・チャン選手はSPもFSも気合十分

自分はジャンプではなく滑りで勝負したいと言っていたパトリック・チャン選手ですが、若手選手の4回転競争に負けじと、かなりの方向転換ですね。

チャン選手の氷の上を飛ぶようななめらかな滑りは、本当にすばらしいです。でもそれだけでは勝てない今日この頃、厳しいです。

2017-18の五輪イヤーは、どんなジャンプ構成で臨むのか、とても興味がありました。ジャンプについては、割と控えめな発言が多かったからです。でも、そこはやはりアスリート、かなり攻めのジャンプ構成で行くみたいですね。

*ショートプログラム
曲は「Dust in the wind」(すべては風の中に)です。

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ジャンプ構成は、4T-3T、4S、後半に3A。SPにも4回転を2本入れてきました。

*フリー
曲は「ハレルヤ」。チャン選手らしい選曲です。私的にはジュベールの印象が強いのですが、競技曲じゃなくてエキシビションでしたね。

ジャンプ構成は、4T-3T、4S、3A-1Lo-3S、4T、後半に3A、3Lo-2T、3Lz、3F

チャン選手が飛べる4回転は現時点で4Tと4Sだけなので、これが基礎点MAXの構成かもしれません。十分すごいのですが、もっとすごいのが何人もいるという、おそろしい現状ですね。

もちろんフリーに4回転3本というのは、羽生選手や宇野選手などの若手と比べると少ないのですが、もしパトリック・チャン選手がこれをノーミスでカンペキに滑ったらどんなに素晴らしく、どんな点が出るのか、すごく見てみたいです。

ジャンプ構成を難しくするのは、それだけリスクも大きくなるということなので、チャン選手に限らず、まずはミスのない演技を期待したいですね。

でもその前に、しつこいようだけれど、無理しないで、ケガにだけは気を付けて!

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