ジェイソン・ブラウン選手が、1月16日から始まる全米選手権を欠場することを発表しました。
通常、アメリカは全米選手権の結果に基づいて世界選手権への派遣選手を選出していますが・・・
ジェイソン・ブラウン選手が全米選手権を棄権!
ブラウン選手は腰のケガで昨年のNHK杯を欠場しましたが、その後の経過がよくないようです。
他にアメリカ男子では、ジョシュア・ファリス選手が脳震盪から思うように回復せず、今季は休養しています。
去年の全米選手権は、1位がブラウン選手、2位がリッポン選手、3位がファリス選手だったので、メダリスト3人のうち2人が欠場となってしまいました。
通常アメリカは全米選手権の結果で世界選手権への派遣選手を決めていますが、今季シングルスに関しては、全米チャンピオンに加えて、グランプリファイナルや四大陸選手権などの結果も考慮して選出することにしたようです。
ブラウン選手に対する救済措置ですね。
ただブラウン選手は、世界選手権への出場が可能かどうか明らかにしていません。
今はとにかく回復することが最優先だということです。
ここで無理をして回復が遅れるようでは元も子もありません。しっかり治して、また素敵な滑りを見せて欲しいですね。
icenetwork Brown focused on getting healthy after setback(英語)
全米選手権2016の展望
昨年の世界選手権、男子シングルスではブラウン選手が4位、リッポン選手が8位だったので、アメリカは3枠あります。
全米選手権では、リッポン選手とアーロン選手、チェン選手の争いになりそうですね。
チェン選手は、ジュニア世界選手権に出るんでしょうか。年齢的にシニアにも出られるんですよね。
全米選手権で表彰台に立っても、世界選手権に派遣されるかどうかわからない事態となったわけで、厳しいようなそうでないような。。。
女子シングルスも3枠です。
2015年全米選手権は、ワーグナー選手、ゴールド選手、カレン・チェン選手、エドモンズ選手の順でした。
アメリカには長洲未来選手もいるし、国内戦もなかなか厳しいですね。
ちなみに、ペア枠は2、アイスダンスは3です。