フィギュアスケートグランプリシリーズ2016第6戦NHK杯 アイスダンス エキシビション

グランプリシリーズが終わってしまいました。

最後のNHK杯でファイナル進出選手も決まって、ちょっと気が抜けちゃいましたが、2週間後にはグランプリファイナルですね。


グランプリシリーズ2016NHK杯 アイスダンス

順位 名前 総合点 SP順位 FS順位
1 Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN 195.84 1 1
2 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON FRA 186.66 2 2
3 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE ITA 180.42 3 3
4 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER USA 169.75 5 4
5 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV RUS 169.62 4 5
6 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC FRA 149.99 7 6
7 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV POL 147.93 6 7
8 Anastasia CANNUSCIO / Colin MCMANUS USA 139.47 8 8
9 Emi HIRAI / Marien DE LA ASUNCION JPN 120.35 9 9

新旧チャンピオンの戦いになりました。

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ヴァーチュ/モイア組が歴代最高得点で優勝。2シーズンも休んでいたのに、すごいです。このふたりがまだ10代の時に、彗星のごとく現れたことをよく覚えているので、しみじみ大人になったなあと。シングルと違ってアイスダンスは、経験とか円熟味とかがすごくプラス要素になる気がします。

パパダキス/シゼロン組は、フリーで小さなミスがちょこちょこ出ました。何となくいつもより硬く見えたのは、ヴァーチュ/モイア組を意識してしまったかも。このふたりは大人っぽく見えるけれど、まだ若いんですよね。

3位に入ったイタリアのカッペリーニ/ラノッテ組。いつも楽しい演技を見せてくれます。今回のフリーはミスもなく、表情豊かでとても良かったです。技術的には上位2組とあまり違わないのですが、PCSで差がついちゃうんですね。そうなんだ。。。

平井/アサンション組は最下位でしたが、リフトがアクロバティックで見ごたえがありました。平井選手はかなり体重を絞ったかも。

グランプリシリーズ2016NHK杯 エキシビション

エキシビションの印象に残ったことだけを、ちょっと書いてみます。

ネイサン・チェン選手は、ジャンプじゃなくてスピンとかステップ、そして表現も素敵なんだよというのがわかるプログラムでした。それに色気もある。イーグルもきれい。この進歩の早さだと、来シーズンじゃなくて、今シーズンの終盤にはかなりのところまで来そうです。楽しみ。

須藤/オデ組。本当に雰囲気の良いカップルです。須藤選手の衣装、こちらがSPの衣装なんじゃないかと思いましたが、そうか、桜色じゃなくこれはバラ色ね。自国開催じゃないGPSで、いつかエキシビションに出られるようになったらうれしいなあ。

ジェイソン・ブラウン選手は、身体が本当に柔らかいですね。サービス精神旺盛のプログラム。見せ方がすごく上手。4回転よ、4回転。どうにか頑張ってほしい。それにしても日本語がすごく上手でびっくりです。日本人ファンとしては、ポイント高いですね。

宮原知子選手は、どんどんきれいになって行く。氷の上では別人ですね。

ポゴリラヤ選手、女王オーラがすごいことに。もう崩れることはなさそうに見えます。この勢いで行ったら、ファイナルでも表彰台確実な気がします。

ヴァシリエフス選手。あ~良い滑りをするなあ。細かいステップ、細かい仕草、神経が行き届いています。そしてスピン。ランビエールコーチだもんなあ。

羽生結弦選手。全然違うプログラムを、滑りこなせる(技術的なことだけではなく、雰囲気とか身体の動きとか表情とか)、やっぱりすごいとしか言いようがありません。SPは最初見た時にはちょっとどうかなと思ったけれど、どんどん良くなって、こうして試合ではないところで滑るともっとその良さがわかりますね。

全日本ノービスAの優勝者、住吉りをん選手と佐藤駿選手。今のノービスってこんなに高度なことするんですね。それにこの会場で、この観客の前で、笑顔で滑るって、なんだかすごいです。

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