フィギュアスケート世界選手権2017 ペアSP 須藤/オデ組あと1歩及ばず

どうしてペアは16組しかフリーに進めないの?・・・と思った試合でした。

須藤/オデ組、すばらしい演技でPBを更新。でもフリーに進めませんでした。ほんのあと1歩だったのに。。。

フィギュアスケート世界選手権2017 ペアSP

順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Wenjing SUI / Cong HAN CHN 81.23 44.40 36.83
2 Aliona SAVCHENKO / Bruno MASSOT GER 79.84 43.09 36.75
3 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV RUS 79.37 43.51 35.86
4 Xiaoyu YU / Hao ZHANG CHN 75.23 43.11 32.12
5 Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT RUS 74.26 41.74 32.52
6 Liubov ILYUSHECHKINA / Dylan MOSCOVITCH CAN 73.14 40.99 32.15
7 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD CAN 72.67 38.12 34.55
8 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM USA 72.17 40.74 31.43
9 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK ITA 71.04 40.24 30.80
10 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES FRA 70.10 38.39 32.71
11 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE ITA 70.08 39.31 30.77
12 Julianne SEGUIN / Charlie BILODEAU CAN 66.31 35.74 30.57
13 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV RUS 65.69 33.64 34.05
14 Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM PRK 64.52 36.80 27.72
15 Anna DUSKOVA / Martin BIDAR CZE 63.36 36.84 26.52
16 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR AUS 62.03 37.69 24.34
17 Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDET JPN 61.70 35.18 26.52

ペアSP1位は中国のスイ/ハン組。今日の演技は気迫がこもっていました。スピードとキレとメリハリ。完成度の高い演技でした。

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2位はドイツのサフチェンコ/マッソー組でした。3Aスローに挑戦も着氷が乱れてお手付き。失敗するなら難度の低いスローで加点を稼いだ方が良いという考え方もあると思うのですが、この挑戦する根性がすてき。ふたりのキャラが、何とも言えない雰囲気を作っていて、このプログラム大好きです。細かい絡みの部分の振り付けも、ユニークで楽しい。

3位はロシアのタラソワ/モロゾフ組。どんどん個性豊かになって行きます。特にタラソワ選手が、おとなしくて控えめな印象だったのに、最近はオーラをまとっていますね。

4位は中国のユウ/ジャン組。やっとペアとしてしっくりくるようになりました(私個人的に)。パーフェックトな演技。

何とカナダのドゥハメル/ラドフォード組が7位。ちょっとちぐはぐというか、これは今回の演技に限らず、最近時々感じることがあります。何でしょう?SBSジャンプを3Tに変えたりしているので、調子があまり良くないのかもしれません(ケガしているみたいですね)。

そして我らが須藤/オデ組。ほんとうにあと1歩だったのに、残念でした。でも素敵な演技でした。「胸熱」と言うのはこういう時に使うのかなと思いました。シンクロするところなども良く合っていてすてきだったのですが、身のこなしが以前とずいぶん変わってきました。首の傾け方、腕をふり上げるスピード、脚の上げ方、リフトの前の動きのスムーズさ、などなど。フリーには進めなかったけれど、来季につながる演技になりました。

それにしても全体的なレベルがものすごく上がっていますね。この傾向はペアだけではないけれど。フリーに進むだけでものすごく大変って・・・

ISU World Figure Skating Championships 2017 ペアSP結果

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