フィンランディア杯2016 女子SP 浅田真央2位発進

フィンランディア杯が始まって、今日はペアと女子のショートプログラムが行われました。

女子には日本から浅田真央選手が出場しました。事前に今回はトリプルアクセルを回避すると伝えられていたので、いつもより緊張しませんでした(見ている私が、です)。

ピョンピョン飛び跳ねていた浅田選手を見たのはついこの間のような気がしてしまうのですが、プログラム全体を通して(特に今回はジュニアグランプリドイツ大会の女子と並行して見ていたこともあって)大人っぽく、目が離せない惹きつける演技に、やはり年月は流れたのね、浅田選手も大人になったのね、なんてしみじみ思ってしまいました。

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フィンランディア杯2016 女子SP

順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Anna POGORILAYA RUS 69.50 37.59 31.91
2 Mao ASADA JPN 64.87 32.55 32.32
3 Kaetlyn OSMOND CAN 64.73 35.35 29.38
4 Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS 62.99 33.46 29.53
5 Courtney HICKS USA 57.41 31.34 26.07
6 Joshi HELGESSON SWE 56.12 28.47 27.65

ショート1位は、ロシアのポゴリラヤ選手でした。最初のコンビネーションがステップアウトでしたが、それ以外はとても良い滑りでした。何しろ動きにキレがあって、すごくかっこよかったです。何か吹っ切れたような、そんな感じのする演技でした。堂々として貫禄が出てきたかなと思ったのですが、まだ18歳なんですよね。ロシア的には、18歳は結構年齢が高いということになるのかも・・・

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2位に浅田真央選手が入りました。浅田選手に「若い選手には出せない大人の魅力のある演技」なんて言う日が来るとは。。。音と動きの調和が、すばらしかったです。元々トリプルアクセルは回避ということでしたが、コンビネーションのふたつ目がダブルというのも、決めていたのでしょうか。3Aを跳ばないなら、コンビネーションは3-3にしないと、ちょっと厳しいですね。もちろん浅田選手はPCSが高く出ますが、それでカバーできるのも限界があります。特にロシア選手はジャンプの難度も高いしPCSも高いですから。

3位はカナダのオズモンド選手。ケガ明けの先シーズンは少し苦労しましたが、元気な笑顔でパワーのある滑り、今季は期待できそうです。

4位にトゥクタミシェワ選手。悪くはないんですよね、大きなミスもなかったし。でも、う~ん、勢いがないというか。スピンやステップでレベルが取れていないのが、点数があまり出なかった一因です。

上位4人はあまり差がないし、少し安定感に欠けるので(ごめんなさい)、フリー次第で順位は変わりそうです。

浅田選手のフリープログラム、楽しみです。

ライブストリームはこちらから見られると思います。

上記がうまく行かなかったらこちらを試してみてください。

Finlandia Trophy Espoo 2016 result

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