オータムクラシックインターナショナル2016 男子FS 羽生結弦優勝!

オータムクラシックインターナショナル2016の男子フリーが行われました。(もちろん)羽生結弦選手が優勝しました。

ケガで調整が遅れているのと、体力面でもまだ完全ではないのでしょう。ミスの多い演技となってしまいましたが、フリーでも4回転ループを成功させました。

ケガ明けなので、慎重に調整して行って欲しいところです。

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オータムクラシックインターナショナル2016 男子FS

順位 名前 総合点 SP順位 FS順位
1 Yuzuru HANYU JPN 260.57 1 1
2 Misha GE UZB 230.55 2 3
3 Max AARON USA 226.13 5 2
4 Keegan MESSING CAN 215.10 3 4
5 Bennet TOMAN CAN 206.41 4 5
6 Daniel SAMOHIN ISR 189.90 7 7


羽生選手は優勝こそしましたが、ミスの多い演技になってしまいました。今季はケガの影響でスタートが遅くなり、足の様子と相談しながらの練習で、いつものようには準備ができていなかったと思います。

その上2週間前には、右足首を捻挫してしまったようです。本当に、くれぐれもケガには気を付けて欲しいです。

フリーの通し練習はほとんとできていなかったようで、後半に疲れが出てしまいました。踏ん張れないのは、疲れもあると思うし、足を庇ってというのもあるかもしれないと思います。

今回の試合は、四回転ループを成功させた、ということで意義あるものだったと思います。

フリーのプログラムについては、ちょっとまだ何とも言えない感じですね。今回はジャンプの要素をこなすのに精一杯という感じだったので、どのように表現して行くかなどは、これからのことでしょう。音楽は少し和が入っていて、他の選手が使っていないものだし、印象は良かったです。衣装はいかにも羽生選手ですが、深い森の中の湖を思い起こさせるような色合いです。

次はパーフェクトな演技をするとインタビューで言っていますが、あまり焦らないでほしいと思います。今がこの状態なら、パーフェクトに持って行くにはもう少し時間がかかるのではないでしょうか。シーズンは始まったばかり、完成形は世界選手権で見せてくれれば良いので、ケガに気を付けて練習して行って欲しいです。

オーサーコーチも言っています。「唯一の気がかりとアドバイスは、他の選手が何をしているかにとらわれないこと。それでいつも勝てるわけではない。他の点でいつも勝てているのだから、そこに焦点を置いて練習すべき。ハビにはそれができていて、無理に難度を高めたりするつもりはない」

やはり羽生選手は、追いかけてくる高い技術を持った選手たちをかなり意識しているのかもしれませんね。その点、フェルナンデス選手は飄々として見えます。アスリートなら勝ちたいのは当然だけれど、余りに自分を追い込んだり、無理をしたりというのは、結果が裏目に出てしまうこともあるのだと思います。

とにかくファンに言えるのは、ケガにだけは気を付けて!

オーサーコーチの言葉や、捻挫については、下記の記事を参考にしています。
HANYU’S FALL CLASSIC (OR CLASSIC FALL)

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