フィギュアスケート世界選手権2022予想してみた

今季のフィギュアスケートは今年に入ってからドーピング問題で揺れ、ウクライナ情勢に揺れ・・・

世界選手権にはロシアとベラルーシは参加できないことになり、オリンピックのホスト国であった中国も選手を送らないことになりました(中国の不参加の理由ははっきりしません)。

五輪が終わって引退を表明した選手もいて、五輪とはかなり顔ぶれが違っています。

五輪後の世界選手権ではまあ良くあることですが、今回はちょっと特殊ですね。しかも参加しないロシアは現在フィギュアスケート最強国なわけなので、ちょっと(かなり)残念です。

でもフィギュアスケートファンにとっては、年に一度のお楽しみ!!!

楽しまない手はありません!

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フィギュアスケート世界選手権2022 スケジュール

時間は現地時間、カッコ内は日本時間です。
*スケジュールは変更されることがあります。

3月23日(水)
11:10~15:55 (19:10~23:55)  女子SP
18:30~21:25 (24日2:30~5:25) ペアSP

3月24日(木)
11:15~15:54 (19:15~23:54) 男子SP
18:20~21:44 (25日2:20~5:44) ペアFS

3月25日(金)
11:00~15:57 (19:00~23:57) リズムダンス
18:00~21:55 (26日2:00~5:55) 女子FS

3月26日(土)
10:55~14:50 (18:55~22:50) 男子FS
17:05~20:24 (27日1:05~4:24) フリーダンス

3月27日(日)
14:30~17:00 (21:30~0:00) エキシビション

*3月27日から夏時間になるので、エキシビションは7時間差になります。

フィギュアスケート世界選手権2022 出場選手と予想

出場選手を表にしました。

右の数字は、北京五輪の順位です。

北京五輪の順位で並べています。五輪と同じ演技をすれば、この順位になるだろう、ということです。

ここに数字が入っていない選手は、五輪に参加していない選手です。国のアルファベット順です。

ワールド2022 男子 優勝は宇野選手か鍵山選手?

名前 五輪順位
Yuma KAGIYAMA JPN 2
Shoma UNO JPN 3
Junhwan CHA KOR 5
Daniel GRASSL ITA 7
Morisi KVITELASHVILI GEO 10
Keegan MESSING CAN 11
Kevin AYMOZ FRA 12
Deniss VASILJEVS LAT 13
Adam SIAO HIM FA FRA 14
Matteo RIZZO ITA 16
Vladimir LITVINTSEV AZE 18
Nikolaj MAJOROV SWE 21
Donovan CARRILLO MEX 22
Lukas BRITSCHGI SUI 23
Ivan SHMURATKO UKR 24
Sihyeong LEE KOR 27
Roman SADOVSKY CAN 29
Maurizio ZANDRON AUT  
Tomas-Llorenc GUARINO SABATE ESP  
Mihhail SELEVKO EST  
Graham NEWBERRY GBR  
Nikita STAROSTIN GER  
Aleksandr VLASENKO HUN  
Mark GORODNITSKY ISR  
Kazuki Tomono JPN  
Mikhail SHAIDOROV KAZ  
Vladimir SAMOILOV POL  
Adam HAGARA SVK  
Burak DEMIRBOGA TUR  
Ilia MALININ USA  
Vincent ZHOU USA
Camden PULKINEN USA

オリンピックの順位通りに行けば、鍵山優真選手が優勝、宇野昌磨選手が2位、ジュンファン・チャ選手が3位になりますがどうなるでしょう。

五輪では直前検査でコロナ陽性になり個人戦に出場できなかったヴィンセント・ジョウ選手が、その時の悔しさも晴らすためにも集中して良い演技をしてくれそうな気がします。

イタリアのグラッスル選手や、ジョージアのクヴィテラシュビリ選手などにも期待しますが、表彰台は鍵山/宇野/チャ/ジョウ選手で争うことになりそうな気がします。

鍵山選手はまだまだ伸び盛りで勢いがあるし、宇野選手は円熟してきているところに調子も気力も充実しています。チャ選手は今季絶好調。

順位予想をしたかったのですが、みんなに勝って欲しくて・・・

羽生選手が欠場になって、補欠の三浦選手もケガで出られなくなり、出番が回ってきた友野選手にも頑張ってほしいところです。

ワールド2022 女子 坂本選手樋口選手に優勝の可能性

名前 五輪順位
Kaori SAKAMOTO JPN 3
Wakaba HIGUCHI JPN 5
Young YOU KOR 6
Alysa LIU USA 7
Loena HENDRICKX BEL 8
Yelim KIM KOR 9
Mariah BELL USA 10
Anastasiia GUBANOVA GEO 11
Ekaterina KURAKOVA POL 12
Olga MIKUTINA AUT 14
Ekaterina RYABOVA AZE 15
Karen CHEN USA 16
Nicole SCHOTT GER 17
Lindsay VAN ZUNDERT NED 18
Madeline SCHIZAS CAN 19
Eliska BREZINOVA CZE 20
Alexia PAGANINI SUI 22
Mana KAWABE JPN 23
Alexandra FEIGIN BUL 24
Jenni SAARINEN FIN 25
Josefin TALJEGARD SWE 26
Natasha MCKAY GBR 28
Kailani CRAINE AUS 29
Stefanie PESENDORFER AUT
Marilena KITROMILIS CYP
Niina PETROKINA EST
Lea SERNA FRA
Julia LANG HUN
Lara Naki GUTMANN ITA
Anete LACE LAT
Julia SAUTER ROU
Dasa GRM SLO
Tzu-Han TING TPE

女子はロシアの不参加が影響を与える種目ですね。

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ここはもう優勝するしかないでしょう、坂本花織選手!

もちろん樋口新葉選手にも優勝の可能性はありますね。世界選手権は五輪よりもまともな評価を望みたいところです。

日本の2選手が強いかなと思うのですが、韓国のユン選手、ベルギーのヘンドリックス選手、アメリカのリウ選手、ベル選手、ジョージアのグバノワ選手、河辺選手・・・有力選手がたくさんいますね。

ワールド2022 ペア りくりゅうにメダルの可能性

名前 五輪順位
Alexa KNIERIM / Brandon FRAZIER USA 6
Riku MIURA / Ryuichi KIHARA JPN 7
Ashley CAIN-GRIBBLE / Timothy LEDUC USA 8
Karina SAFINA / Luka BERULAVA GEO 9
Vanessa JAMES / Eric RADFORD CAN 12
Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI ITA 14
Hailey KOPS / Evgeni KRASNOPOLSKI ISR 15
Minerva Fabienne HASE / Nolan SEEGERT GER 16
Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER AUT 18
Anastasia GOLUBEVA / Hektor GIOTOPOULOS MOORE AUS
Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD CAN
Dorota BRODA / Pedro BETEGON MARTIN ESP
Camille KOVALEV / Pavel KOVALEV FRA
Zoe JONES / Christopher BOYADJI GBR
Sara CONTI / Niccolo MACII ITA
Daria DANILOVA / Michel TSIBA NED
Sofiia HOLICHENKO / Artem DARENSKYI UKR

ペアは五輪で上位になったカップルがほとんど出場しないので、なんと三浦/木原組がメダル候補、しかももしかすると優勝も行けちゃうのじゃないか・・・!

日本のカップルがこんなことになるなんて、うろたえてしまうわ。緊張してしまう・・・

五輪の結果を見ても、この表で一番手のKNIERIM/FRAZIER組とは1点も差がないんですね。ミスなしで滑れるかどうかにかかってくるかもしれません。わあ、よけい緊張してきた。

りくりゅうの演技を見ていると幸せな気分になれるので、結果は気にしないで楽しんで滑ってほしいし、私も楽しみたいと思います。

ワールド2022 アイスダンス かなだいの2枠獲得なるか

名前 五輪順位
Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON FRA 1
Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE USA 3
Madison CHOCK / Evan BATES USA 4
Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI ITA 5
Piper GILLES / Paul POIRIER CAN 7
Olivia SMART / Adrian DIAZ ESP 8
Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikolaj SOERENSEN CAN 9
Lilah FEAR / Lewis GIBSON GBR 10
Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER USA 11
Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA CAN 13
Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS FIN 15
Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER CZE 16
Tina GARABEDIAN / Simon PROULX SENECAL ARM 18
Maria KAZAKOVA / Georgy REVIYA GEO 19
Oleksandra NAZAROVA / Maksym NIKITIN UKR 20
Holly HARRIS / Jason CHAN AUS
Ekaterina KUZNETSOVA / Oleksandr KOLOSOVSKYI AZE
Ekaterina MITROFANOVA / Vladislav KASINSKIJ BIH
Solene MAZINGUE / Marko Jevgeni GAIDAJENKO EST
Sasha FEAR / George WADDELL GBR
Jennifer JANSE VAN RENSBURG / Benjamin STEFFAN GER
Mariia IGNATEVA / Danijil Leonyidovics SZEMKO HUN
Shira ICHILOV / Volodymyr BYELIKOV ISR
Carolina MOSCHENI / Francesco FIORETTI ITA
Kana MURAMOTO / Daisuke TAKAHASHI JPN
Gaukhar NAURYZOVA / Boyisangur DATIEV KAZ
Aurelija IPOLITO / Luke RUSSELL LAT
Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS LTU
Charlotte LAFOND-FOURNIER / Richard Kang In KAM NZL
Anastasia POLIBINA / Pavel GOLOVISHNIKOV POL
Jasmine TESSARI / Stephane WALKER SUI
Maria Sofia PUCHEROVA / Nikita LYSAK SVK

アイスダンスは五輪優勝のパパダキス/シゼロン組をはじめ、五輪で活躍した選手がたくさん出てくれます。

われらが村元哉中/高橋大輔組は五輪に出ていないので、五輪に出ていたらどのへんなのかなというのを点数で見てみようと思います。

銀メダルを取った四大陸選手権での総合点は181.91でした。違う大会の点数を比較するのは参考程度にしかならないのですが、それでも無理やり比較してみると、もし五輪でこの点数を出していれば13位だったんですね。

これを今回の世界選手権の出場者で考えてみると9位になります。

次回の世界選手権で2枠を取るには10位以内にならないといけないのですが、もし9位なら余裕で2枠獲得ということになります。

進化し続けているかなだい組が、四大陸後にまた進化しているということは十分あり得るので期待してしまいますね。

優勝はパパダキス/シゼロン組でほぼ確実だと思いますが、表彰台争いは結構熾烈になりそうです。

個人的にはチョック/ベイツ組のFDがツボなので、とても楽しみにしています。

リード兄弟の妹、アリソンがリトアニアから出場します。リトアニア国籍が取れなくて五輪は出場できませんでしたが、欧州選手権では8位になっていて急成長しています。

何かと憂鬱なこの頃ですが、年に1度の世界選手権は思いっきり楽しみたいと思っています。

ISU World Championships 2022

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