フィギュアスケートジュニアグランプリ2016 スロベニア大会 女子SP男子SP

フィギュアスケートジュニアグランプリ2016も折り返し地点を過ぎ、5戦目です。今日は女子と男子のショートが行われました。

フィギュアスケートジュニアグランプリ2016 スロベニア(リュブリャナ)大会 女子SP

順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Alina ZAGITOVA RUS 68.09 39.97 28.12
2 Rika KIHIRA JPN 65.93 38.65 27.28
3 Alisa LOZKO RUS 59.78 32.76 27.02
4 Marin HONDA JPN 57.79 29.59 28.20
5 Ashley LIN USA 57.08 31.80 25.28
6 Eunsoo LIM KOR 55.88 32.46 24.42
7 Matilda ALGOTSSON SWE 52.43 30.09 22.34
8 Sarah TAMURA CAN 51.42 28.73 22.69

ショート1位は、やっぱりと言うか、ロシアのザギトワ選手でした。パーフェクト、強いです。後半に全部のジャンプをもって来る構成で、全エレメンツでレベル4が取れています。まだちょっとつなぎなどが荒いかなと思うところがありますが、詰込みプログラムをここまで完璧に滑るんだから、すごいです。

2位に紀平選手が入りました。全エレメンツのレベルが取れているパーフェクトな演技でしたが、やはりジャンプの質の良いのが目立ちます。

3位はロシアのアリサ・ロズコ選手です。スケーティングがまだ子供っぽいし、ジャンプも回転不足を取られたり安定しませんが、最後のレイバックスピンのすごいこと!

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4位に本田真凜選手。あ~、コンビネーションが・・・どうもショートに苦手意識が芽生えちゃったようで・・・今のうちにどうにか克服してほしいなあ。だってどう考えてもこのミスは精神的なものでしょう。ジャンプ失敗の後のスピンもステップもレベルが取れていないんですね。失敗を引きずってしまうんだなあ。。。このショートを「スマイル」満開で滑ってくれたら、すごい加点とPCSが出ると思うのだけど(今日のショートもPCSは1位です)。

印象に残ったのが韓国のウンス・イム選手です。ショート6位。いや~すごいスピードでリンクを突っ走っていましたね。粗削りだし、子供っぽいけれど、将来怖い存在になりそうな気がします。それにしても、もうちょっとかわいい選曲をしてあげたら良いのになあ。この歳で「べサメムーチョ」って、ちょっとかわいそうな気が。

今季のジュニア女子は、日本対ロシアに韓国が絡む、という感じになってきましたね。アメリカはどうしちゃったんだろう。

フィギュアスケートジュニアグランプリ2016 スロベニア(リュブリャナ)大会 男子SP

順位 名前 SP得点 技術点 演技構成点
1 Dmitri ALIEV RUS 78.03 41.51 36.52
2 Alexei KRASNOZHON USA 71.98 38.52 33.46
3 Joseph PHAN CAN 70.33 36.44 33.89
4 Ilia SKIRDA RUS 69.32 36.89 32.43
5 Kazuki TOMONO JPN 68.96 36.50 32.46
6 Ivan PAVLOV UKR 61.71 32.24 29.47

1位はこれもやはりと言うべきか、アリエフ選手です。大人っぽい、見せる演技ですね。こうなるともうシニアでしょう。演技構成点がダントツ1位というのもうなずけます。スピンやステップで案外レベルが取れていないので、まだまだ伸びしろはあるということですね。後半ちょっと疲れちゃったかも。

友野選手は頑張ったのだけれど5位でした。後半のトリプルアクセルがかっこ良かったです。加点が1.57も付きました。コンビネーションのふたつ目が2回転になってしまったのが惜しかったです。それと、やっぱりスピンね。今回も止まりそうだった。。。

2位から5位までが点差があまりないので、誰にでも表彰台の可能性はありますね。友野選手にももちろん可能性があるので、頑張ってほしいです。

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