2017冬季アジア札幌大会 フィギュアスケート 男子 宇野昌磨優勝!

2017冬季アジア札幌大会 フィギュアスケート 男子、宇野昌磨選手が優勝しました!おめでとうございます!

四大陸選手権からの連戦になった選手も多くて、ちょっとお疲れ気味で気の毒でしたが、楽しませていただきました。ありがとう。

アジアの選手の中には、日本で練習している選手が何人もいるんですね。村元小月さんのように(タイ)、外国に渡ってコーチをしている日本人もいます。小塚崇彦さんもアジアのフィギュアスケートのために貢献して行きたいと言っていたし、これから日本がどんどんアジアのフィギュアスケートのレベルを上げて行くのかもしれません。すてきですね。

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2017冬季アジア札幌大会 フィギュアスケート 男子

順位 名前 SP得点 SP順位 FS得点 FS順位 総合点
1 UNO Shoma JPN 92.43 2 188.84 1 281.27
2 JIN Boyang CHN 92.86 1 187.22 2 280.08
3 YAN Han CHN 91.56 3 180.30 3 271.86
4 MURA Takahito JPN 90.32 4 172.99 4 263.31
5 KERRY Brendan AUS 82.74 5 154.63 6 237.37
6 GE Misha UZB 76.18 8 157.75 5 233.93
7 KIM Jinseo KOR 76.99 6 151.68 7 228.67
8 YEE Julian Zhi Jie MAS 72.75 10 149.94 8 222.69
9 MARTINEZ Michael Christian PHI 76.53 7 135.43 9 211.96
10 TEN Denis KAZ 72.98 9 125.90 13 198.88

1位になった宇野昌磨選手、フリーはミスがいくつもありましたが(転倒も2回)、ジャンプの構成を変えて攻める演技でした。四大陸選手権できれいに降りた4Loは回転不足で転倒、でも3Aは2回ともきれいに降りました。点数は少し高めかなと思いましたが、ジャンプも他のエレメンツも加点がバンバン付くところが宇野選手の強みですね。ただ今回はジン選手とのPCSの差がたったの4点です。
宇野選手フリー 188.84 TES103.14 PCS87.70
ジン選手フリー 187.22 TES103.62 PCS83.60

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ちなみに四大陸選手権ではフリーのPCSの差が、13点以上ありました。

そのボーヤン・ジン選手が僅差で2位でした。もうホントにくめないかわいい選手です。表彰式でこけるのまでがかわいい。冒頭の4Lzがすごく美しかったですね。ミスは4Sが2Sになったことだけ(だけと言っても、これで約9点落としているんですが)、他はレベルも取れているしとっても良かったです。それがPCSにも表れたということですね。

3位になったのが帰って来たハン・ヤン選手です。長いトンネルを抜けた感じですね。四大陸選手権でも復活の兆しはありましたが、これで本当に「おかえりなさい」です。冒頭の3A+3Tは、高さも幅もすばらしく加点も2.60付きました。ハン・ヤン選手はジャンプだけの選手ではなく、滑りも表現もとてもきれいです。まだまだ行けるはずです。がんばれ!

無良選手は4位で表彰台に1歩届かず、残念でした。ひとつ目の3Aは無良選手らしく、ゴージャスでした!ちょこちょこ引かれているところはありますが、ほぼノーミスの演技でした。ジャンプが決まると見栄えがしますね。スピンのレベルが取れるようになると、もっと点数が伸びますね。あとはどの試合でも、安定して力が出せるようになると良いのですが(言うのは簡単です、すみません)。

6位に入ったミーシャ・ジー選手。なんて心のこもった演技をする選手なんでしょうか。今季は最後になるかもしれないこともあってか、試合のひとつひとつの演技を、丁寧に滑っている感じがします。見ていると、ホロッときてしまいそうになります。何だか切ない。。。

デニス・テン選手は、ユニバーシアードで心身ともに疲れ果てて、まだ回復していないんじゃないかと思います。四大陸選手権は出なかったのに、なぜにアジア冬季に出場したのでしょう?ここは世界選手権に向けて、調整していたほうが良かったのではないのかしら(と思わせる演技でした)。アジア冬季は「国として」みたいな圧力があって、出なければならなかったのかもしれませんけれど。

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