四大陸選手権2017 アイスダンス  ヴァーチュ/モイア組優勝!

やっぱりというか、帰って来た ヴァーチュ/モイア組は強かった・・・!

今更ですが、書けていなかった四大陸選手権のアイスダンスをちょっとだけ。

四大陸選手権2017 アイスダンス 村元/リード組は9位

順位 名前 総合点 SD順位 FD順位
1 Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN 196.95 1 1
2 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI USA 191.85 2 2
3 Madison CHOCK / Evan BATES USA 185.58 3 3
4 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE USA 180.82 4 6
5 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE CAN 180.09 5 4
6 Piper GILLES / Paul POIRIER CAN 170.14 7 5
7 Shiyue WANG / Xinyu LIU CHN 154.23 6 7
8 Yura MIN / Alexander GAMELIN KOR 144.69 8 8
9 Kana MURAMOTO / Chris REED JPN 140.38 9 9
10 Hong CHEN / Yan ZHAO CHN 128.55 11 10
11 Linshu SONG / Zhuoming SUN CHN 124.59 10 11
12 Emi HIRAI / Marien DE LA ASUNCION JPN 121.71 12 12

やっぱり優勝はヴァーチュ/モイア組でした。加点がバリバリつく演技でした。ふたりともすっかりおとなになって、貫禄がありますね。流れる滑り、リフトなどもすごく複雑。復帰してから全戦全勝です。すごい。

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2位になったのがシブタニ組。今回もヴァーチュ/モイア組には勝てませんでした。すごく上品で素敵で、今季は絶好調なのに残念。アイスダンスで兄妹というのは、ある意味ハンディなのかなと思うことがあります。表現面で限界があるというか、以前どこかの国の解説者も言っていたけれど。加点がこれだけ付いているのに、う~ん、厳しい。マイアちゃんがすごくきれいになりましたね~。

上位のプロトコルを見ると加点がすごくて、今のルールだと厳しいかもと思います。GOEの点数を今後引き上げる案も出ているようなのですが、特にアイスダンスについてはそうした方が良いのかな、と2と3だらけのプロトコルを見ていると思います。

村元/リード組、大きなミスもなく良かったのですが、ふたりとも演技を終わってからも浮かない顔。点数が出てからも浮かない顔。なかなか上位のカップルとの差が縮まらない感じですね。世界選手権に向けて、どこまで追い上げられるか。

平井/アソンション組は、う~ん、、、冒頭で大きなミスもあり、プロトコルはマイナスがたくさん。。。ダイナミックなんですが肝心の滑りが。。。というところなのでしょうか。

2位、3位、4位とアメリカ組です。カナダのウェーバー/ポジェ組が5位・・・どうしたの?今季ちょっと低迷しています。

上位6組が北米です。アイスダンスはそもそも参加国が少ないので仕方ない面もありますが、偏ってますね。カップル競技はアジアでは特に、なかなか浸透しない傾向にある気がします。あ、中国のペアは別です(どうして中国はペアが強いんでしょう?)。

世界選手権ではアイスダンスの盛んなヨーロッパが加わりますが、単純比較はできないにしても、欧州選手権の上位組の点数よりも、今回の四大陸の上位組の点数の方がずっと高いんですね。さあ、どうなるんでしょう。アイスダンスは(も)、まれに見る激戦になりそうな予感・・・

メリル・デービス/チャーリー・ホワイト組が、来年のオリンピックは目指さないと正式に公表しました。このふたりが復帰してきたら、それでなくても熾烈なアイスダンス界は更にすごいことになるところでした。このふたりは個人的にとても好きなので、試合で見られないのはとても残念ですが・・・

ISU Four Continents Championships 2017 results

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