フィギュアスケートチームチャレンジカップ2016 試合内容とスケーターの選出

以前もお伝えした、新しい地域対抗戦の詳細がわかってきました。

出場選手は投票で決める部分もあるようです。

コーセー・チームチャレンジカップ2016 日程詳細(日本時間)と出場選手

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チームチャレンジカップ2016 日程など

前回お伝えした時には、まだ開催日も場所もはっきりしていませんでしたが、公式サイトをのぞいてみたらずいぶん更新されていました。

当然ですね。あと3ヶ月ほどで開催ですから。

The 2016 Team Challenge Cup

開催期間:2016年 4月22日~24日

開催場所:アメリカ ワシントン州 スポケイン (Spokane, Washington)

スケジュール: 
4月22日(金) 
  19:30  男子/女子シングルス SP

4月23日(土) 
  13:30  ペア/アイスダンス フリー
  19:00  男子/女子シングルス フリー

4月24日(日)
  15:00 エキシビション

試合形式:

スケジュールを見てもわかりますが、男子と女子のシングルスはショートとフリーを滑りますが、ペアとアイスダンスはフリーだけのようです。

各チームの構成は、女子シングルス3人、男子シングルス3人、ペア2組、アイスダンス2組です。

チームのキャプテンが選出されるそうですが、現在決まっているのは欧州チームと北米チームだけで、アジアチームは決まっていません。

欧州チームのキャプテン: クリストファー・ディーン
  あの伝説の「ボレロ」を滑ったアイスダンサーです。1984年五輪金メダリストです。

北米チームのキャプテン: クリスティ・ヤマグチ
  1992年の五輪金メダリスト。伊藤みどりさんが銀メダルだった大会です。

アジアチームのキャプテンは誰になるのかわかりませんが、何だか選ぶの大変そうだと思うのは私だけでしょうか?

欧州、北米チームのキャプテンからすると、五輪金メダリストレベルの元選手ということになりますね。荒川さん?ヨナ・キムさんはちょっと若すぎるかな。バンクーバーのペアの金メダリスト、申雪/趙宏博が良いかも。

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出場選手の選出

各チームの出場選手(男女各2人、ペア/ダンス各2組)は、2016年1月1日のワールドスタンディングに基づいて選出されます。

各チームの上位2名/組が、この大会に招待されるということです。

というわけで、ワールドスタンディングを見てみてください。

男子:アジア上位2人は、羽生結弦選手とデニス・テン選手です。
 ISU World Standings for Men

女子:アジア上位2人は、宮原選手と本郷選手です。欧州の1位はトゥクタミシェワ選手になります。
 ISU World Standings for Ladies

*【1/15訂正】ふたりの招待選手は「異なるISU加盟国から」の選出になっているので、宮原選手と本郷選手がふたりとも出場するということはありません。宮原選手とエリザベート・ツルシンバエワ選手が招待を受ける選手となります。

ペア: ISU World Standings for Pair

アイスダンス: ISU World Standings for Ice Dance
 アジアチームは、アイスダンスが弱いかも。。。

残りの男子/女子各ひとりずつは、世界中のファン投票(インターネット)で決めるそうです。各5人ずつの候補に対して投票をするらしいのですが、それって結構厳しいのじゃないですかね・・・

もちろん日本からも投票できるはずなので、詳細がわかったらまた書きますね。

ワールドスタンディングから選出された選手についても、投票で選出された選手についても、もし選手が出場を辞退した場合、という条件が決められているのですが、どれくらいの拘束力があるのかわかりません。

国別対抗では、各国のトップ選手については健康上の都合以外、辞退できなかったと思います。

この大会もISU公認大会ですから、ある程度の縛りはあるかもしれません。

全出場選手が決まるのは、世界選手権直後ということになります。

詳細はこちら(英語)
2016 Team Challenge Cup Announcement

コーセー・チームチャレンジカップ2016 日程詳細(日本時間)と出場選手

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コメント

  1. megumi より:

    チームチャレンジカップの出場選手についてですが
    WSによって選出される男女シングル2名、ペア、アイスダンス各2組は
    それぞれ「異なるISU加盟国から」の選出になっています

    チームアジアに関して2016年1月1日時点の男子シングルWS最上位2名は
    羽生結弦、デニス・テンで間違いはないのですが
    女子に関しては宮原知子、エリザベート・ツルシンバエワです
    この両名に招待が行くことになります

    チームチャレンジカップに関しては「特別な事情がない限り辞退できない」というルールはありませんので
    ランキング選手も投票によって選出される選手も自由に辞退できるようです。
    宮原が辞退すれば次点の選手が繰り上げで出場となります
    (ランキング選手は招待選手が決まるまで延々繰り下げになります)

    チームチャレンジカップの直前に日本では日本ではスターズオンアイスの公演が組まれるようです
    IMGが主催で宮原選手、浅田選手はIMGのマネジメントを受けていますし
    レギュラーメンバーにパトリック・チャンなど多数のトップ選手が出演予定となっていますので
    SOIから1週間後時差も移動時間も大きいチームチャレンジカップ出場は難しく
    公式記録として認定される以外のメリットはほとんどありません
    トップ選手不在の大会となる可能性も高そうです

    • mala-mi より:

      megumiさん、コメントありがとうございます。

      いろいろご指摘ありがとうございました。
      >異なるISU加盟国から
      見逃していました。ブログの本文も訂正します。

      トップ選手不在になったら、ちょっと寂しいですね。
      3ヶ国対抗よりも、こちらの方がおもしろいかなと個人的には思っているので。

      フィギュアスケート選手は、アマチュアとは言えいろいろしがらみがありますね。

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