まったく忙しいこの頃です。今週はジュニアGPがないだけマシ。いえいえ、マシだなんて言ってはいけませんね。楽しませてもらっているのですから。
オータムクラシックが始まりました。羽生結弦選手やメドヴェデワ選手が出場するので、やっぱり盛り上がりますね。
オータムクラシック2018 女子SP メドヴェデワがミスするも貫禄の1位
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Evgenia MEDVEDEVA | RUS | 70.98 | 36.78 | 34.20 |
2 | Bradie TENNELL | USA | 69.26 | 37.38 | 31.88 |
3 | Mae Berenice MEITE | FRA | 58.23 | 28.83 | 29.40 |
4 | Wakaba HIGUCHI | JPN | 57.54 | 28.22 | 29.32 |
5 | Starr ANDREWS | USA | 56.70 | 30.10 | 26.60 |
6 | Kailani CRAINE | AUS | 56.20 | 31.36 | 24.84 |
7 | Alexia PAGANINI | SUI | 56.07 | 29.79 | 26.28 |
8 | Brooklee HAN | AUS | 54.05 | 28.65 | 25.40 |
9 | Alicia PINEAULT | CAN | 52.47 | 27.39 | 26.08 |
10 | Eliska BREZINOVA | CZE | 51.86 | 30.22 | 21.64 |
11 | Niki WORIES | NED | 48.16 | 25.28 | 24.88 |
12 | Yura MATSUDA | JPN | 47.75 | 24.23 | 24.52 |
メドヴェデワ選手、まずは見た目から変わりましたね。髪型はもちろんですが、衣装も今までの感じとはずいぶん違います。カナダのオーサーコーチのもとに移ったエフゲニア・メドヴェデワ選手、初戦ということでとても楽しみにしていました。
そして体型も変わった気がします。衣装のデザインのせいかもあるかもしれませんが、たくましくなった(健康的になった)感じ。
さて、肝心の演技ですが、全体的に滑り自体が以前と少し違うような気がするのは、振り付けのせいなんでしょうか。すべての動きがなめらかに感じられました。ルッツのエッジエラーを取られていますが、こちらは矯正がまだ完璧ではないようです(時間がかかるものだそうです)。でもSPにルッツを持ってきたのね。
2Aの着氷が乱れたのが、唯一目立ったミスでした。
ステップでレベルが取れていないけれど、スピンは3つともレベル4でさすがです。
メドヴェデワ選手にこのSPが合うかどうかは、もう少しシーズンが進んでみないとわからないかな。
さて、我らが樋口新葉選手ですが、足に問題が起きてしまったようで、ジャンプミスが響いて4位発進となりました。
スピンステップは全部レベルが取れているのはさすがです。
それにしてもこのSP(エネルギア)、ものすごく難しい気がします。この音に合わせて滑る(踊る)のは、ものすごく大変で、疲れそう。コンディションが良くなかった今回なので、余計にそう感じたのかもしれませんが、いっぱいいっぱいな感じ。まあ初戦ですからね。
2位になったのは、アメリカのブレイディ・テネル選手。先シーズンのイメージからがらりと変わりました。このSP、珍しい動きもたくさんあってとてもすてき。
3Lz+3Loを決めました!レベルが取れていなかったり、回転不足をひとつ取られたりしていますが、ほぼノーミスの素晴らしい演技でした。今季はギュイーンと来るかも。
3位はフランスのマエ・メイテ選手。少しジャンプで乱れがあったものの、良い演技でした。メイテ選手の良い演技、久しぶりかも。復活の兆し、頑張って!
松田悠良選手は、12位でした。大きなミスなくまとめました。衣装がかわいい!
回転不足を2つも取られてしまいました。今季はどの大会も、回転不足に厳しいかも。
衣装部門というのがあったら、このSPの1位はスター・アンドリュース選手だったな。肌の色と衣装の色がマッチして、とっても似合って素敵でした。
メドヴェデワ選手とテネル選手は、他の選手を大きく引き離しているので、大きなミスをしない限り表彰台は確実だと思われますが、表彰台のもうひとりは接戦になりそうです。
SP3位から7位までは、あまり差がありません。もちろん樋口選手は表彰台を狙える位置にいますが、足の状態によりますね。まだ初戦でB級大会なので、無理は禁物です。
2018 Autumn Classic International results
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