GPS第3戦の中国杯が始まり、女子のSPが終わりました。
いやはや、すごい戦いで。。。予想はある程度していましたが、これは選手たちが気の毒になるくらいです。66.90も出して7位って、もうホント、どうしましょう。
フィギュアスケートグランプリシリーズ2017第3戦 女子SP 本田6位、三原7位
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Gabrielle DALEMAN | CAN | 70.65 | 37.51 | 33.14 |
2 | Wakaba HIGUCHI | JPN | 70.53 | 37.68 | 32.85 |
3 | Elena RADIONOVA | RUS | 70.48 | 37.17 | 33.31 |
4 | Alina ZAGITOVA | RUS | 69.44 | 39.01 | 31.43 |
5 | Elizaveta TUKTAMYSHEVA | RUS | 67.10 | 35.67 | 31.43 |
6 | Marin HONDA | JPN | 66.90 | 35.01 | 31.89 |
7 | Mai MIHARA | JPN | 66.90 | 34.66 | 32.24 |
8 | Xiangning LI | CHN | 59.20 | 32.95 | 26.25 |
9 | Dabin CHOI | KOR | 53.90 | 26.10 | 27.80 |
10 | Amber GLENN | USA | 52.61 | 25.78 | 27.83 |
11 | Ziquan ZHAO | CHN | 50.39 | 26.68 | 24.71 |
上位7人は点差がほとんどないので、誰もが表彰台の可能性があるという、大激戦になりました。まあ激戦になるだろうとは思っていたけど、実際こうなってしまうと、うわ~!
同じ大会じゃないと比較にはならないのですが、参考までに前回のカナダ大会の女子SPは、こんな感じでした。66.90だと3位に入れる点数です。
SP1位になったのは、カナダのデールマン選手。先シーズン大躍進を遂げて世界選手権で銅メダルを獲得した選手です。オーサーコーチの力か?今日も力強いスケールの大きな演技でした。オーラが大きくなったのは、やっぱり経験と自信でしょうね~。
2位になったのは樋口新葉選手。デールマン選手とはたったの0.12差です。技術点では1位。今日も元気に音楽に乗って、メリハリのあるスピーディーな演技でした。今こんなにパワー全開で大丈夫なのかと思ってしまうくらいです。ただ日本女子は五輪代表に選ばれるために、この時期から全力で行かないとという事情がありますね。大変だわ。パーフェクトと思ったら3Fに!が付いちゃってます。
3位になったのはロシアのラディオノワ選手。満足の笑み、良かったです。PCSでは1位。フリーもこの調子で行けると良いね。3位まで全員70点台、すごい~。
4位はロシアのザギトワ選手。ジャンプ全部後半なのはいつも通り。コンビネーションは3Lz+3Lo(転倒したけど)だし、レベルは全部取れてるし。すごいんだけど、やっぱり物足りなく感じるところがありますね。これから経験を積んで行くと、もっと良くなって行くんだろうなあ。おそろしいわ。
5位はロシアのトゥクタミシェワ選手。調子が良いみたいでパーフェクト、練習では3Aも跳んでいるらしいです。フリーでは見られるかもしれません。このお団子状態から抜けるには、3Aは大きな武器になります。ただ絶好調の時の輝きには今ひとつ足りないかも。
6位に本田真凜選手が入りました。コンビネーションジャンプのふたつ目が回転不足をとられたけれど、ほぼパーフェクトな演技でした。それ以外はレベルも全部取れていて、カナダ大会とは全く違って見える演技でした。やわらかな身体の動きが生かされた、ステキなプログラムです。
7位に三原舞依選手。見るからに緊張していましたね。コンビネーション3Lz+3Tのふたつ目が回転不足。身体の動きが硬かったかな。フリー頑張って!
というわけで、7位までは僅差なので、表彰台がどうなるか全然予測が付きません。まずはミスをしないことですね。はぁ~・・・
ISU GP Audi Cup of China 2017 results
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