ジュニアグランプリも最終戦です。この試合でファイナルに行く選手が決まります。
女子はこれまででロシア選手3人のファイナル進出が決まっています。これまでの6試合全部で、表彰台の真ん中はロシア選手が立っています。この大会にも、1戦目に優勝しているロシア選手が2人出ています。おそろしいですね~。
JGPSイタリア大会 女子SP 紀平梨花2位、荒木菜那4位
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Alena KOSTORNAIA | RUS | 67.72 | 39.21 | 28.51 |
2 | Rika KIHIRA | JPN | 66.72 | 38.28 | 28.44 |
3 | Sofia SAMODUROVA | RUS | 66.67 | 38.26 | 28.41 |
4 | Nana ARAKI | JPN | 64.57 | 36.91 | 27.66 |
5 | Young YOU | KOR | 60.42 | 34.34 | 26.08 |
6 | Hanna HARRELL | USA | 55.87 | 33.89 | 22.98 |
7 | Elisabetta LECCARDI | ITA | 53.32 | 29.43 | 23.89 |
8 | Alison SCHUMACHER | CAN | 52.43 | 29.17 | 23.26 |
9 | Ye Lim KIM | KOR | 52.22 | 27.21 | 25.01 |
10 | Sofiia NESTEROVA | UKR | 49.38 | 27.87 | 21.51 |
見ての通り、1位から4位までの差がほとんどありません。ちなみに4人ともパーフェクトな演技でした。
強いなあ~、女子。強いな~、ロシア娘。強いな~、日本女子も!
この緊張の中でパーフェクトって、もう私には考えられないです。すごすぎて。。。
紀平梨花選手の演技、すばらしかったです。このユニークな、個性的な振り付けを、完璧に演じ切りました。紀平選手は音取りというか、リズム取りというか、音ハメというか、とにかく上手です。音楽の1音1音に、ピタッとすべてが嵌まる感じ。すばらしい~!
それにすでにオーラをまとっているように見えます。自信にあふれているというか、最初のポーズを取っただけで惹きつけるものがあります。まだジュニアなのにね、すごいです。
1位のコストルナイア選手との差は、紀平選手は2Aを前半に跳んでいることだけのような気がします。
そのコストルナイア選手は、ジュニアには難しそうな選曲なのですが、動きっぱなしで隙がありません。動きが洗練されているので、せわしい感じがしません。
3位にはロシアのサモドゥロワ選手、こちらも動きっぱなしだけれど、すごく元気でちょっと雑な感じを受けました。もしかすると曲調によるのかもしれません。
4位に荒木菜那選手、こちらもパーフェクト!身体が良く動いていました。ジャンプがたっかーい!赤い衣装もとても良く似合っています。
とにかく上位4人ともパーフェクトだったので、表彰台はFS次第で、ミスは許されない、という感じですね。うわあ、おそろしい。ドキドキです。
JGP Egna/Neumarkt 2017 results
********