いよいよジュニアのグランプリシリーズが始まって、本格的にシーズンが始まったという感じですね。
ジュニアGPSの第一戦、ブリスベン大会の女子SPが終わりました。今季は日本女子のトップ若手が何人もシニアに上がってしまいましたが、層の厚い日本からはまだまだ有望選手が出てきますね。そしてもちろんロシアからも。
JrGPSブリスベン大会 女子SP ロシア、ロシア、日本、日本
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Alexandra TRUSOVA | RUS | 65.57 | 39.46 | 26.11 |
2 | Anastasiia GULIAKOVA | RUS | 63.47 | 36.90 | 26.57 |
3 | Riko TAKINO | JPN | 60.55 | 35.46 | 25.09 |
4 | Akari MATSUOKA | JPN | 58.23 | 33.23 | 25.00 |
5 | Ting CUI | USA | 55.34 | 31.08 | 24.26 |
6 | Kaitlyn NGUYEN | USA | 54.27 | 32.04 | 23.23 |
7 | Su Been JEON | KOR | 46.74 | 27.89 | 19.85 |
8 | Eun Bi KO | KOR | 45.60 | 25.34 | 21.26 |
9 | Aurora COTOP | CAN | 43.39 | 22.56 | 21.83 |
10 | Amelia Scarlett JACKSON | AUS | 42.13 | 23.50 | 18.63 |
SP1位になったロシアのアレクサンドラ・ツルソワ選手は、まだ13歳。見た感じもまだ幼い。でも演技内容は、全ジャンプを後半、スピン3つともレベル4という、すごいプログラムです。つなぎがめちゃくちゃ濃い。小さな体を大きく使って、滑りものびやか。ジャンプも4つのうち二つが両手挙げ。コンビネーションジャンプは3F+3Lo。65.57!いやはや、おそロシア。
2位はロシアのアナスタシア・グリアコワ選手。ジャンプはアクセル以外3つとも両手挙げ。スピン3つともレベル4.若干メリハリに欠けるかなという気がする(くらいしかマイナス要素がない)。あと数日で15歳。おそロシアその2。
3位は日本の滝野莉子選手。ちょっと緊張していたのかな。2ヶ所位バランスを崩したところがあったのと、ルッツのエッジがイン気味なってしまった以外は、とても良かったです。身体の動きが優雅ですね。スピンも3つともレベル4です。
4位は松岡あかり選手。スピンが!すごい速い!終盤のレイバックスピンは、演技後のスローモーションで見ても、スローモーションに見えない速さ(実況解説も同じことを言っていました)。3F+3Tの3Tが回転不足になってしまいましたが、それ以外はとても良かったです。ただもっと彼女に合う曲があるんじゃないかと・・・
6位までが表彰台の可能性がある感じですね。ただロシア選手も日本選手も安定感があるので。それにしてもこの順位、ロシア、ロシア、日本、日本、アメリカ、アメリカ、韓国、韓国。。。
今季のジュニア女子も、日本とロシアが上位独占になるのかなあ・・・
公式動画はこちら
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コメント
ルール上しかたのないことは分かっています。
でもみんな(実力ある子)がジャンプを後半に固め打ち!みんなお手上げジャンプ!だとおもしろくないな~・・・。
そもそも私はお手上げジャンプがあまり好きじゃないのかもしれないです。
来年のルール改正でどうなるのか知らないんだけどなるべく楽しく見られるルールに改正されると嬉しいなと思います。(お手上げジャンプに加点されるのは1回だけとか)
亜希さん、お返事遅くなりました。
私もお手上げジャンプはあまり好きではないのですが、これの規制はどうでしょうね。
危険性があるとかなら規制対象になるかもしれませんが。。。
後半固め打ちもねえ。。。フィギュアスケートもスポーツだから、と言われてしまえば、ハイそうですね、という感じかな、と。