いよいよ四大陸選手権が始まりました。
さっそくアイスダンスとペア、女子のショートプログラムが行われました。
ペアには日本から須藤/オデ組と須崎/木原組が出場。須藤/オデ組はPBを大幅に更新しました!
四大陸選手権2017 ペアショートプログラム
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Wenjing SUI / Cong HAN | CHN | 80.75 | 44.83 | 35.92 |
2 | Xiaoyu YU / Hao ZHANG | CHN | 75.20 | 42.97 | 32.23 |
3 | Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD | CAN | 74.31 | 40.90 | 34.41 |
4 | Liubov ILYUSHECHKINA / Dylan MOSCOVITCH | CAN | 73.04 | 40.59 | 32.45 |
5 | Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO | CAN | 70.89 | 39.81 | 31.08 |
6 | Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM | USA | 69.10 | 38.09 | 31.01 |
7 | Cheng PENG / Yang JIN | CHN | 66.44 | 36.60 | 30.84 |
8 | Haen DENNEY / Brandon FRAZIER | USA | 63.39 | 35.30 | 29.09 |
9 | Ashley CAIN / Timothy LEDUC | USA | 62.58 | 35.19 | 27.39 |
10 | Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDET | JPN | 58.14 | 31.85 | 26.29 |
11 | Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR | AUS | 56.10 | 33.16 | 23.94 |
12 | Miu SUZAKI / Ryuichi KIHARA | JPN | 50.48 | 28.65 | 21.83 |
15組中10位に入った須藤澄玲/フランシス・ブードロ―オデ組は、見るたびに上手になっています。って毎回書いている気がしますが、本当なのだから仕方ありません。演技の印象が、以前と全然違います。今回の演技はノーミスではありませんでしたが、演技の流れ、つなぎの滑り、スピード、表現、ふたりの自信が、どんどん良い方に向かっている感じがします。スピンが珍しく揃わなくて、それがちょっと残念でした。フリーも期待します。
12位に須崎/木原組が入りました。50点越え!スローが惜しかったです。ツイストがまだちょっと重そうなので、トリプルにするにはまだ少し時間がかかりそうでしょうか。SBSジャンプがバシッと決まって、気持ち良いです。
ショートでトップに立ったのは、復帰してきたスイ/ハン組です。いやいや、すごい演技でした。復帰早々、ここまで完璧に戻して来るとは思いませんでした。誰かがアイスダンスみたいと言っていたけれど、本当にそんな感じのプログラムです。ステップ踏みっぱなし、小技が山盛り、そこにレベルの高いペア技。かっこい~!スイ選手の髪型、かっこいいんだけれどやっぱり邪魔で気になってしまう・・・
2位は何と中国のユウ/ジャン組。組み換えはやっぱり成功ってことか(いまだにこだわっている・・・)。カンペキな演技でした。スイ/ハン組ほどではないけれど、加点もたくさんもらっています。でもこのカップルの色が出て来るには、まだもう少しかな。
3位にドゥハメル/ラドフォード組。SBSのジャンプでラドフォード選手が転倒、珍しいです。まあ、ルッツですからねえ。他のエレメンツはカンペキでした。全然緊張していないみたいに見えますね(そんなことはないのでしょうけれど)。安定感抜群です。
上位陣は点数にあまり差がないので、誰が表彰台に載るのか、順番がどうなるのか、最後までわかりません。フリーでは大技を入れてくる組もあると思うので、そのリスクもあります。
日本のふた組には、思い切り力を出し切ってPB更新を期待したいと思います。
ISU Four Continents Championships 2017 results
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