全米選手権の男子SPは、ネイサン・チェンがぶっちぎりと言うか、あわわわわ・・・の演技で1位。これは大変なことに・・・
全米選手権2017男子SP 1.ネイサン・チェン、2.ロス・マイナー、3.ヴィンセント・ジョウ
順位 | 名前 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Nathan Chen | 106.39 | 62.07 | 44.32 |
2 | Ross Miner | 88.67 | 46.21 | 42.46 |
3 | Vincent Zhou | 87.85 | 48.53 | 39.32 |
4 | Jason Brown | 79.23 | 35.80 | 44.43 |
5 | Grant Hochstein | 79.10 | 39.00 | 40.10 |
6 | Timothy Dolensky | 78.86 | 41.79 | 38.07 |
7 | Andrew Torgashev | 77.82 | 41.65 | 37.17 |
: | ||||
12 | Max Aaron | 72.54 | 36.62 | 37.92 |
13 | Tomoki Hiwatashi | 71.79 | 38.93 | 33.86 |
ネイサン・チェン選手、やっぱりメキメキと力を付けてきていますね。4Lz-3T、4F、3Aカンペキ!それにしても4Lz-3Tのコンビネーションはそれだけで17.90点ですよ、いやはや。このジャンプ構成は現在(誰かが4Aを跳ぶまで)最強ですね。スピン、ステップも全部レベルが取れています。
スポンサーリンク
チェン選手は身体の使い方もとても上手で、氷上での見栄えも抜群。ジャンプがうまい選手はそれに頼ってしまって表現力がおろそかになることがあるけれど、その点でも問題なしです。パトリック・チャン選手と同じところで練習しているので、スケーティングもこれから増々磨きがかかってくるのかも(今でも決して悪くないのは、PCSを見ても明らかです)。
2位のロス・マイナー選手は確実な演技をということでしょうか、4回転を抜いてきました。パーフェクト!
3位にヴィンセント・ジョウ選手が入りました。ジャンプ構成は4S、3A、3Lz-3T、3Aが乱れただけでほぼ完璧、まだ少しジュニアっぽいところがありますが、どんどん大人っぽく、うまくなって行きますね。
ジェイソン・ブラウン選手が4位に入りましたが、技術点だけで見るとかなり下の方になります。4回転を避けたのは、賢明だったと思います。とにかく今できることを確実に決めようということだと思います。やはりまだジャンプが不安定のようですが、見せ方という点ではさすがでした。
********
スポンサーリンク