フィギュアスケート世界選手権2016 ペア ドゥハメル/ラドフォード組優勝!

2016年の世界選手権、女子以外の優勝者は、前シーズンに引き続きの連覇ということになりました。

正直ペアは連覇はないんじゃないかと思っていたのですが、ドゥハメル/ラドフォード組はやっぱり強かった!

フィギュアスケート世界選手権2016 ペアFS 結果

1 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD CAN 153.81 79.46 74.35
2 Wenjing SUI / Cong HAN CHN 143.62 70.18 74.44
3 Aliona SAVCHENKO / Bruno MASSOT GER 141.95 69.54 72.41
4 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV RUS 140.50 69.90 71.60
5 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV RUS 134.27 69.16 66.11
6 Lubov ILIUSHECHKINA / Dylan MOSCOVITCH CAN 131.35 65.40 65.95
7 Tatiana VOLOSOZHAR / Maxim TRANKOV RUS 128.68 54.85 73.83
8 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO CAN 124.84 63.17 61.67
9 Cheng PENG / Hao ZHANG CHN 122.45 61.67 60.78
10 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES FRA 119.14 59.91 60.23
11 Tarah KAYNE / Daniel O SHEA USA 118.96 61.26 58.70
12 Alexa SCIMECA / Chris KNIERIM USA 118.69 57.69 62.00
13 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE ITA 118.49 59.01 59.48
14 Xuehan WANG / Lei WANG CHN 111.33 56.17 57.16
15 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK ITA 110.97 56.70 55.27
16 Lola ESBRAT / Andrei NOVOSELOV FRA 84.46 42.76 43.70

熾烈な戦いとなったペア、ミスのない組が勝つ。というわけで、圧倒的な完璧演技を見せてくれたドゥハメル/ラドフォード組の勝利となりました。シングルスもそうだけれど、どんどん技が高度になってきて、選手たちは大変だなと思うと同時に、ケガには気を付けてねと思わずにはいられません。

サイドバイサイドのソロジャンプがルッツで、コンビネーションが3T+2T+2T、4Sのスローを見事に決めました。マイナスの全然ないきれいなプロトコルで、GOEの加点をモリモリもらっています。最後までパワフルな(難しいエレメンツが終わってからは逆にパワーが増した感じのする)演技でした。

2位のスイ/ハン組は、最初の4回転ツイストをきれいに決めましたが、スロージャンプ(4S)でミスし、その後のソロジャンプもダブルになってしまいました。1位との差はこのミスだけですね。4回転ツイストはこの組しかやらないので、武器にもなるし、失敗すると今回のように敗因にもなるということです。

スイ選手が髪をまとめていて良かったわ。SPでは気になっちゃって。。。

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3位には、帰ってきたサフチェンコ選手が、新しいパートナーのマッソー選手と組んで入りました。すごーい。ツイストは3回転だけれど、あの高さはすごい!4回転にしたらあの高さは出ないんだろうな。これから一緒に滑って行くと、この組の色というものが出て来ると思うので、ますます面白くなりそうです。

4位のロシアのストルボワ/クリモフ組は残念ながらミスが多かったです。都会的でスマートなステキなペアです。

ボロソジャル/トランコフ組は、どこか故障か何かがあったとしか思えません。基礎点が上位組より10点も低いなんて。。。欧州選手権では優勝しているので、1年以上のブランクの影響というのもないかと思いますが、まだ安定していないのかも。。。いずれにしても大好きなペアなので、また復調して戻ってきてくれることを祈ります。

フィギュアスケート世界選手権2016 ペアF 最終結果

1 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD CAN 231.99 2 1
2 Wenjing SUI / Cong HAN CHN 224.47 1 2
3 Aliona SAVCHENKO / Bruno MASSOT GER 216.17 4 3
4 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV RUS 214.48 5 4 
5 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV RUS 206.27 6 5
6 Tatiana VOLOSOZHAR / Maxim TRANKOV RUS 205.81 3 7
7 Lubov ILIUSHECHKINA / Dylan MOSCOVITCH CAN 199.52 8 6
8 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO CAN 190.90 10 8
9 Alexa SCIMECA / Chris KNIERIM USA 190.06 7 12
10 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES FRA 185.83 9 10
11 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE ITA 183.81 11 13
12 Cheng PENG / Hao ZHANG CHN 182.46 12 9
13 Tarah KAYNE / Daniel O SHEA USA 178.23 14 11
14 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK ITA 170.73 13 15
15 Xuehan WANG / Lei WANG CHN 168.65 15 14
16 Lola ESBRAT / Andrei NOVOSELOV FRA 137.24 16 16
——–
Goda BUTKUTE / Nikita ERMOLAEV LTU FNR 17
Ioulia CHTCHETININA / Noah SCHERER SUI FNR 18
Adel TANKOVA / Evgeni KRASNOPOLSKI ISR FNR 19
Tatiana DANILOVA / Mikalai KAMIANCHUK BLR FNR 20
Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER AUT FNR 21
Sumire SUTO / Francis BOUDREAU AUDET JPN FNR 22

今回、ドゥハメル/ラドフォード組が圧倒的な強さで勝った感じがしますが(点数的に)、それほど上位組に差はないと思います。

しばらく熾烈な戦いが続きそうなペア、ケガには気を付けて、私たちを楽しませてください。

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