ネーベルホルン杯2017 ペアSPとアイスダンスSD 五輪枠の行方・・・

ネーベルホルン杯2017のペアSPとアイスダンスSDが終わりました。もちろんこの大会には、男女のシングルスもあるのですが、ジュニアGPSクロアチア大会も同時開催(しかも時差なし)で、全部は追いきれません。

というわけで、日本にとって重要なペアとアイスダンスについてのみとなります。すみません。。。

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ネーベルホルン杯2017 ペア

順位名前SP得点技術点演技構成点
1Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOVRUS77.5241.6336.89
2Aliona SAVCHENKO / Bruno MASSOTGER72.9937.4236.57
3Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER AUT65.0936.8128.28
4Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR AUS64.5136.9827.53
5Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM PRK60.1931.9028.29
6Camille RUEST / Andrew WOLFECAN59.4030.3229.08
7Anna DUSKOVA / Martin BIDARCZE58.8032.2327.57
8Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERTGER56.7631.2026.56
9Paige CONNERS / Evgeni KRASNOPOLSKI ISR55.8531.1924.66
10Ashley CAIN / Timothy LEDUCUSA55.4727.8228.65
11Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDETJPN54.3628.0726.29
12Tatiana DANILOVA / Mikalai KAMIANCHUK BLR49.9628.2422.72
13Laura BARQUERO / Aritz MAESTU ESP49.7828.7721.01
14Zoe JONES / Christopher BOYADJI GBR45.1821.9423.24
15Darja BEKLEMISCSEVA / Mark MAGYARHUN42.2723.5020.77
16Su Yeon KIM / Hyungtae KIM KOR40.7521.5820.17

上の表の中で水色でマークした組(国)が、五輪枠獲得に関わっていて、そのほかの組(国)は枠取りに関係ありません(もう枠を持っている)。

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日本の須藤澄玲/フランシス・ブードロ―オデ組は、昨日も書いたように五輪の出場資格がないのに枠取りのために出場という複雑な状況もあって、あまり枠のことは書きたくないのですが・・・仕方ありません・・・本人たちもそれはすごく気にしていると思うし。それは点数と順位がアナウンスされた時のオデ選手の表情を見てもわかりました。

須藤/オデ組のSP、良かったです。SBSのジャンプでオデ選手がお手付きをしましたが、それ以外はユニゾンもぴったりで、すべてのポーズがきちんとはまっていました。ちょっと演技が硬いように感じたのは、やはり緊張していたのかなと思います。ツイストは私が今まで見た中で一番きれいだったし、3Sスローの着氷も流れてきれいでした。

順位は11位ですが、五輪枠取り国の中では6位になります。この大会で決まるのは5組(国)です。上数組とはそんなに点数は離れていないので、FSでの逆転は十分可能ですね。FSはこの前の大会からどう進歩しているか、楽しみです。頑張って!

ペアSP1位になったのは、ロシアのタラソワ/モロゾフ組です。ロシア正統派の演技でした。マイナスが全然ないどころか、GOEプラスバリバリのプロトコルです。

2位になったサフチェンコ/マッソー組の演技にはびっくり!ツイストが高っか~い!でも一番驚いたのがスロー(3A)の高さと幅。びゅ~ん!と、あんなに投げられるものなのね。惜しくも転倒。そういえばペアのスローには五輪後に規制が設けられるかも、というのをどこかで読んだ気が。確かに危ないかも。リフトもいろいろなポジションを取って、いやすごい。ミスの多い演技だったけれど、これがミスなくやれたらすごいことになりそうです。ふたりは(特にアリオナは)やる気でしょうね。そして五輪の金を取る!そのために続けているんだもの。応援しますよ~!

五輪枠に関係なく、フリーの演技が楽しみなペアです。

ネーベルホルン杯2017 アイスダンス 村元/リード組2位!

順位名前SP得点技術点演技構成点
1Penny COOMES / Nicholas BUCKLANDGBR71.7937.1934.60
2Kana MURAMOTO / Chris REEDJPN62.6733.5329.14
3Kavita LORENZ / Joti POLIZOAKISGER61.0932.8728.22
4Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUSLTU58.3431.5326.81
5Cecilia TÖRN / Jussiville PARTANENFIN56.3230.2826.04
6Lucie MYSLIVECKOVA / Lukas CSOLLEYSVK55.9730.5425.43
7Yura MIN / Alexander GAMELINKOR55.9430.1125.83
8Tina GARABEDIAN / Simon PROULX-SENECALARM55.0531.2223.83
9Cortney MANSOUR / Michal CESKACZE54.9429.4826.46
10Haley SALES / Nikolas WAMSTEEKERCAN53.5929.2624.33

1位になったのはイギリスのPenny COOMES/Nicholas BUCKLAND組、さすが2016年世界選手権7位の実力者です。スピードのあるなめらかな滑りで1位です。他の組とは、やはりちょっと差がある感じですね。FDで余程のことがない限りこのままキープで、もちろん五輪枠も決まりそうです。

我らが村元/リード組は2位発進!SNSでは悲観的な意見も散見されましたが、この演技を見よ!ふたりは楽しそうで、見ているこちらの方がドキドキしていたかもと思うほどでした。若干村元選手が重いかなと思ったのですが、やっぱりニコニコの奥で緊張していたのかなあ。ツイズルなどのユニゾンがぴったり合って、すごく良かったです。この調子なら、問題なく五輪出場枠は取れそうですね。フリーはリラックスして見よう(と言いつつ、やっぱりドキドキしちゃうんだろうなあ)。

49th Nebelhorn Trophy 2017 results

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