四大陸選手権2017男子はジャンプ合戦か?予定ジャンプ構成は?

四大陸選手権がもうすぐ始まりますが、男子は4回転を何本跳ぶか、どれだけ基礎点の高い構成にするか、というところに注目が集まっています。

フィギュアスケートはジャンプだけではないけれど、ジャンプの難易度が点数(順位)を大きく左右します。特に男子の4回転ジャンプは基礎点が高いので、それだけで大きな得点源になります。

今回の四大陸選手権には、4回転ジャンプを複数回プログラムに入れてくる選手がたくさんいます。いったいどうなってしまうんでしょうね・・・

スポンサーリンク

四大陸選手権2017 男子のジャンプ構成予定

演技構成予定が発表されていますが、もちろん予定であって、試合でこの通りに演技をするかどうかはわかりません。一部、skatingchinaさんの情報を使わせていただいています。

羽生結弦
SP:4LO,4S-3T,3A
FS:4Lo,4S,3F,4S-3T,4T,3A-2T,3A-1Lo-3S,3Lz

宇野昌磨
SP:4F,4T-3T,3A
FS:4Lo,4F,3Lz,3A-3T,4T-2T,4T,3A-1Lo-3F,3S

パトリック・チャン
SP:4T-3T,3A,3Lz
FS:4T-3T,3A,4S,4T,3A-3T,3Lo,3Lz-2T-2Lo,3F

ネイサン・チェン
SP:4Lz-3T,4F,3A
FS:4Lz-3T,4F,4T,4T-2T-2Lo,3A,3Lo,3F-3T,3Lz

スポンサーリンク

ボーヤン・ジン
SP:4Lz-3T,3A,4T
FS:4Lz-3T,4S,4Lo,4T-2T,4T,3A-1Lo-3S,3A,3Lz

四大陸選手権2017 男子の行方

ジャンプ構成を見ると、一番基礎点が高いのはボーヤン・ジン選手になります。何しろFSに4回転を5回入れる予定です。しかも基礎点の高い4LZを跳ぶし、トリプルアクセルもFSに2回入れています。

ネイサン・チェン選手はFSに4回転を4回の予定のようですが、今までの試合を見ていると、演技中に「もう一回!」と跳んでしまうことが多いので、ジン選手に刺激もされるだろうし、5回跳ぶ可能性が高いのではないかと思います。チェン選手は3Aが苦手で、FSには1度しか入れない予定ですね。

羽生選手もFSには4回転を4回の予定ですが、4回転の種類がジン選手やチェン選手に比べると基礎点の低いものなので、全体的な基礎点としてはふたりより少し低くなります。

宇野選手は練習で、3A-4T(ひゃ~~!!!)や4S-3Tを跳んだりして、攻める気満々です(試合で入れないと思いますが)。宇野選手の進化スピードも速いです。コンビネーションの2つ目が4回転、というのはそのうち誰かが試合で跳びそうですね。

4回転ジャンプは基礎点が高いけれど、失敗の確率も高いジャンプです。まずはジャンプを確実に決めることですね。まあ、当然と言えば当然ですが。

以前はPチャン選手がジャンプで大コケしても勝つことがありましたが、羽生選手にしても宇野選手にしてもジャンプだけの選手ではないので、スケーティングなどの部分(PCS)でジャンプをカバーするのは難しい時代です。

ネイサン・チェン選手が今季、おそろしく進化して(ジャンプの確実性もそれ以外も)、いったいそれが現時点でどこまで行っているかがカギになるような気がします。

熱い戦いになりそうです。選手たちも熱くなるかもしれませんが、どうか無理をしてけがなどしませんように。

スポンサーリンク
This site uses cookies. Find out more about this site’s cookies.