ジュニアグランプリシリーズも残すことあと2戦です。日本のファンにとっては、やっぱり女子が気になるところですね。
フィギュアスケートジュニアグランプリ2016第6戦 エストニア大会(タリン杯)女子SP 山下真瑚2位!
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Polina TSURSKAYA | RUS | 66.72 | 37.27 | 29.45 |
2 | Mako YAMASHITA | JPN | 62.65 | 36.09 | 26.56 |
3 | Elizaveta NUGUMANOVA | RUS | 62.41 | 35.09 | 27.32 |
4 | Tessa HONG | USA | 55.81 | 31.42 | 24.39 |
5 | Rin NITAYA | JPN | 54.22 | 28.81 | 25.41 |
6 | Anita OESTLUND | SWE | 46.94 | 28.40 | 18.54 |
予想通りツルスカヤ選手が1位。すごい演技でした。ジャンプは幅も高さもあるし、すべての動きが優雅で、気を抜いているところがひとつもない。ロシア大会の演技より良かったような気がしましたが、点数はロシア大会に及びませんでした。ステップとレイバックスピンのレベルが取れていないからのようです。でも演技としては本当に素晴らしかったです。
2位に、山下真瑚選手が入りました。横浜大会より良かったような気がしたのですが、こちらも点数的には今回の方が低いんですね。ふたりとも1戦目が地元大会だったので、そのへんも関係あるかもしれません。3Loに2と1と-2と-1が混在しています、バラバラ。カウンターからのダブルアクセルもきれいに決まりました。見せ方が上手になったのか、今回の演技は心に響いてくるものがありました。若いっていうのはすごいですね。いろいろなことをあっと言う間に吸収してしまうのでしょう。
3位にロシアのムグマノワ選手、ロシア大会の時よりもずっと良かったです。コンビネーションジャンプがちょっと乱れてしまいましたが、あとはミスもなく、ロシア大会の時とは別人のような感じがしました。もしかして地元大会は緊張していたのかも。
新田谷凛選手が5位です。コンビネーションが3T-3Tでした。調子が悪いのかな?でもこのコンビネーションは幅もあってとってもきれいでした。調子良く行っていたと思いましたが、ループが2回転になってしまいました。あ~、もったいない。フリーで巻き返してほしいです。
フィギュアスケートジュニアグランプリ2016第6戦 エストニア大会(タリン杯)男子SP
順位 | 名前 | 国 | SP得点 | 技術点 | 演技構成点 |
1 | Vincent ZHOU | USA | 78.1 | 43.10 | 36.00 |
2 | Alexander SAMARIN | RUS | 73.36 | 37.00 | 36.36 |
3 | Roman SADOVSKY | CAN | 71.96 | 38.75 | 34.21 |
4 | Koshiro SHIMADA | JPN | 70.48 | 37.05 | 33.43 |
5 | Graham NEWBERRY | GBR | 68.85 | 38.78 | 30.07 |
6 | Petr GUMENNIK | RUS | 68.27 | 37.24 | 31.03 |
男子はヴィンセント・ゾウ選手が圧倒的な演技を見せました。深いエッジ、上体の大きな動き、3Aも決めてカンペキな出来でした。まだ身体つきが少年っぽいのに(15歳)。お~、長いイーグルもきれい。え?PCSはロシアのサマリン選手の方が高い、そうなのか・・・
2位にそのサマリン選手。何しろミスが多かった、と思ったのですが、プロトコルを見ると冒頭の3A以外にマイナスがなく、PCSも高い。う~ん、そうなのか。
3位にサドヴスキ選手。きれいなスケーティング。あ、コーチがオーサーですか、なるほど。オーサーコーチのところには、生徒が集まって行きますね。3Aの転倒が惜しかったです。
4位に島田高志郎選手が入りました。素晴らしい演技、キレキレでしたね。PB更新です。マイナスがひとつもないきれいなプロトコル。これで3Aが入れられるようになれば、とつい思ってしまいます。見るたびに子供っぽさが消えて、大人っぽくなって行きますね。まだ15歳になったばかり。フリーでも素敵な演技を期待します。
ISU JGP Tallinn Cup 2016 result
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