羽生結弦選手とフェルナンデス選手の基礎点を比較してみる

羽生結弦選手に関して、ケガの情報が出ていますね。

練習を再開してすぐの1月末に、右足首をねん挫したということ。今は安静にして様子を見ているというので、あまり良い状態ではないようです。

羽生選手のことなので、世界選手権にはどうにか間に合わせて無理にでも出場、と考えているかもしれませんが、その辺は先のことを考えて冷静に判断してほしいと思います。もちろん回復して問題なく出場ということになれば、それに越したことはありません。

さて昨日に引き続き、フリー演技での基礎点の比較をしてみようと思います。今日取り上げるのは、スペインのハビエル・フェルナンデス選手です。羽生選手と同じ、ブライアン・オーサーコーチの門下生です。ジャンプが決まれば高得点を叩き出し、その上GOEも付きやすくPCSも高く出る選手です。

フェルナンデス選手 2014ロステレコムで優勝した時の構成で、全ジャンプ成功、全エレメンツレベル4の場合です。

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1 4T 10.30
2 4S 10.50
3 3A 8.50
4 CSSp4 3.00
5 StSq4 3.90
6 4S+2T 12.98 x
7 3F+1Lo+3S 11.00 x
8 3Lo 5.61 x
9 3Lz+2T 8.03 x
10 3T 4.51 x
11 CCoSp3p4 3.50
12 ChSq1 2.00
13 FCCoSp3p4 3.50

合計 87.33

90点行きませんね。羽生選手のプログラムに負けず劣らずの鬼プログラムだと思っていたのですが。どうしてだろうとよくよく見たら、フェルナンデス選手は3Aを1度しか入れていないんですね。最初の4Sを3Sにして3Tを付けている時もありますが、大抵3つのコンビネーションのうち2つのセカンドジャンプが2Tです。基礎点で言えば、羽生選手の方がやはり高いということになります。

フェルナンデス選手はかなり波のある選手です。なかなかミスなしの演技を見せてくれません。とても魅力的な選手なので、世界選手権ではパーフェクトを見てみたいものですね。

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