もうすぐフィギュアスケートジュニア世界選手権2015 女子選手の基礎点を比べてみた

というわけで、調べだしたら止まらない。

ロシアと日本の4選手が、それぞれのフリープログラムを完ぺきに滑った場合の基礎点を比べてみました。

Evgenia MEDVEDEVA (Junior Grand Prix Final)
1 3F+3T 9.40
2 3Lz 6.00
3 FCCoSp3p4 3.50
4 StSq4 3.90
5 3F 5.83 x
6 3Lo+2T+2T 8.47 x
7 2A 3.63 x
8 3S 4.62 x
9 2A+3T 8.14 x
10 CCoSp3p4 3.50
11 LSp4 2.70
基礎点 59.69

Serafima SAKHANOVICH (JGPS Ljubljana Cup 2014)
1 3F+3T 9.40
2 3F 5.30
3 CCoSp3p4 3.50
4 StSq4 3.90
5 3S+3T+2T 10.56 x
6 3Lo 5.61 x
7 2A 3.63 x
8 2A+2T 5.06 x
9 3Lz 6.60 x
10 LSp4 2.70
11 FCCoSp3p4 3.50
基礎点 59.76

Wakaba HIGUCHI  (Junior Grand Prix Final)
1 3Lz+3T 10.10
2 3Lo 5.10
3 3S 4.20
4 FCSp4 3.20
5 StSq4 3.90
6 2A+3T 8.14 x
7 LSp4 2.70
8 3Lz 6.60 x
9 3F+2T 7.26 x
10 2A 3.63 x
11 CCoSp3p4 3.50
基礎点 58.33

もしかして3つ目のコンビネーションは3連続でしょうか。3T+2T+2Lなら、プラス1.98で合計60.31になります。

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Yuka NAGAI (JGP Ljubljana Cup)
1 3Lz+3T 10.10
2 3Lz+2T 7.30
3 3F 5.30
4 LSp4 2.70
5 StSq4 3.90
6 2A+3T+2T 9.57 x
7 3Lo  5.61 x
8 3S 4.62 x
9 CCoSp3p4 3.50
10 2A 3.63 x
11 FCCoSp3p4 3.50

基礎点 59.73

こうしてミスなく滑った場合に、ほとんど基礎点には差がないのがわかりました。もちろん世界選手権では構成を変えてくる可能性がありますが、そう大きくは変わらないと思います。ここに挙げた構成は、各選手にとってほとんどマックスだと思うからです。

今回「ミスなく滑った場合」ということで、それぞれのエレメンツのミスや取りこぼしを完璧なものとして修正して計算したのですが、ロシアの2選手は競技会でほぼパーフェクトに滑っているのでほとんど訂正する箇所がなく楽でした。

それに比べて日本の2選手はミスがいくつかあって、他の競技会の構成と比較したり結構手間取りました。ということは、やっぱり世界選手権は「いかにミスなく滑るか」これに尽きるのではないかと思います。

前にも書きましたが、ミスがなければGOEもPCSも高くなりますからね。

大きな競技会になればなるほど、試されるのは「度胸」でしょうか。頑張って!!!

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